宮崎市にある「船塚アフタースクールマナビヤ」様の場所をお借りして、「とりあえずワークショップを開催しました。
「とりあえずワークショップ」とは、年齢がバラバラでまだ会ったことがないこどもたちに対して、とりあえず僕が手元に持ってる知育系おもちゃやPC、iPad、ロボット、トランポリン(!?)などを持って行って、こどもがどういうことに興味があるのか見ながら、ご両親にもお子さんの興味思考などについて聴く機会をつくってみたものになります。
行ってPCやおもちゃを広げるなり、こどもたちが興奮して我先に遊びたいという欲望がでていていて、若干カオスになりかけていました。実際、初開催なのであまり綿密なシチュエーションは想定しておらず、よく言えば柔軟に悪く言えば見切り発車感はありました(笑)。
ただ、こどもは想像力豊かなので、たとえ紙切れ一枚、なんなら棒切れ1つでもおもちゃにして遊んでしまう天才です。最低限、人を傷つけたりしなければなんでもしてもらっていい形で開催してみました。大人の思い込みや押し付けで制限をつけてしまっては、学びになりません。
そういう意味では、期待通りこどもたちは好き好きに遊び、Sphero SPRK+という球体のロボットをImagination playground(実は海外に問い合わせて取り寄せました)という青色のブロックでつくった迷路を走らせてみる、というような遊びかたなどをしていました。Imagination playgroundは大きめのブロックなので、複数人で協力し合って作ることが多いためコミュニケーションの上達にも役立ちます。その他、デジタルに疲れた子はトランポリンで体を動かしてリラックスする様子も見られました。
ご両親のご意見としては、こどもが飽きやすいことに困っているご様子でした。scratchなどやってみるが、1ヶ月もしないうちにある程度できるようになってしまうと飽きてしまい、またゲームをするようになってしまったりしているようでした。何年か前にゲーミフィケーションという言葉が流行ったように、ゲームから学ぶことは多いです。その辺は僕は専門外なのであまり詳しくは言えませんが、個人的な感想としてゲームはいい感じに成長が感じられ(レベルアップ)、オンラインで遊ぶものであればインターネット上に出会ったこともない友達と共同作業をしたり、レアなアイテムを手に入れる喜び、やればやるほど強くなるなど夢中になる仕組みがとても多いです。
そういったことから、いっそゲームを作る方をやってみるとか、ライフハック的に日常の生活に役立つような工作、プログラミングができると飽きずにやるのかもしれない、というご意見をいただきました。そういうのは普通のフランチャイズのプログラミング教室ではあまりやられていないように思いますし、ゲリラ的にやろうと思っている弊社としては面白い試みになりそうです。
このようなワークショップは不定期にはなりますがたくさん開催していって、こども達とそのご両親にいろんな選択肢や気づきを与えられたらと思っています。