学生時代の後輩の戸越くんからFacebook経由でメッセージをいただき、
宮崎市内で「子商いマルシェ」なるイベントをするとのことで、
クラウドファンディングのパトロンになりつつ5歳の息子と参加してきました。
事前にLineグループで情報交換や進捗報告が行われていたのですが、僕ら親子は準備が遅れてしまって何にしようか迷ってました(最初パンケーキ焼いてうればいいくらいのことを考えていたのですが、食品は衛生上NGってことを後で知る)
色々やらせてみようと試みたのですが、最終的には息子が興味をもっているミラーレス一眼レフカメラを持たせてカメラマンになってもらい、その場で印刷して売るという内容にしました。
準備期間は1ヶ月くらいと短い期間でしたが、息子にカメラの使い方をおしえたり、お金の考え方を教えたりしました。ただ、基本的には土日のタイミングがあった時にしか実施できなかったので、僕らの場合は開催当日の朝までバタバタしてました。
まずはお金の話を息子に簡単に説明するところからスタートしました。
息子は近くのパン屋で売られているスイートポテトデニッシュというパンが好きなので、
そのパンを元に売られている価格から材料費や人件費(パン屋のおばちゃんのお給料)などざっくりと引いていって利益がでるように・・みたいなのを、子ども向けに説明していきました。まだまだ理解度が低いので、定期的にやる必要はあります。
あとは、カメラは撮り方は以前から知っていましたが、ようやく手が大きくなりはじめて一丁前に構えられるようになってきたようだったので、構え方などを教えて、もうあとはぶっつけ本番でした(苦笑)
写真はハガキサイズと2Lサイズの2パターンを用意。
ハガキサイズは1枚あたり(紙代、インク代、手作り封筒代)でざっくり45円原価、
2Lサイズは1枚あたり63円原価として計算しました。
そこから利益を出すためにハガキサイズは1枚100円(55円利益)、2Lサイズは120円(57円利益)で承ることに決めました。
結果的にはハガキサイズ2枚、2Lサイズ10枚の売り上げでした。
ハガキは110円利益、2Lサイズ570円利益で合計680円の利益でした。
ただし、出店料が500円だったので180円だけが手元に残りました(泣)
他のお店の方によると、売り上げ1万円超え、利益数千円になる方もいて、
すごいなー!と思います。ただ、こどもだから可愛さで買ってくれたけど、
大人として売った時に現実を見ることにもなりそうというご意見もありました。
他のお店は物販が多かったなか、うちの場合はぱっと見何をするのかわかりにくいお店だった他(写真集売ってるのかと思われ)、とちゅうで息子が隣の3Dプリンターに夢中になってしまって全然働かなかったのが課題です(笑)
金銭利益よりもいろんなこどもや大人とのコミュニケーションを深めてもらえればとおもって、途中からは印刷しないでもいいから遠征して撮影してこーい!と言って、他のお店の写真を撮らせにいきました。
ただ、この後息子が欲しがった他のお店の商品を買ったため、利益はすっ飛びましたけれども(笑)
撮影された皆様、本当にありがとうございました!
振り返りの感想として、利益はさておき以下の点においてよかったと思います。
- 普段合わない友達と合うことができた
- カメラのスキルが上がった
- お金をもらってお釣りを返して・・という体験ができた
- 思ったよりいい写真を撮ってくれたので、普段僕が褒めない分、いっぱい大人が褒めてくれた(照れてどこかに隠れたり顔を隠したり笑)
- 人見知りを少しずつ克服できている
(自分で遠征しに行って、みんなの笑顔を引き出して撮影できた)
最後に、息子が撮影した写真をずらずら並べて、終わりにします。
また次回があれば何をやってるかわかりやすいようにするとか、
そもそも息子が興味を持っている3Dプリンタを入手してお店にするとか
考えてみようと思います。